【過去記事】ハラスはどう考えてもハイリスクローリターン過ぎる件
【1】見飽きた光景
あなたにも経験があるだろうが、私はこれまで、勝手に前に出て勝手に死んでいくゲンジというのを何度見てきた。そのリスポーン待ちの時間の虚無感というか、遣る瀬無さといったらない。彼らはなぜハラスを繰り返すのだろうか・・・。
ということでこの記事では、ハラスという行為がいかに意味のないものなのかを説明していこうと思う。
ちなみにハラスとは、ハラスメントのハラスであり、要するに嫌がらせのことだ。オーバーウォッチにおいては、集団戦とは無関係に嫌がらせのように遠距離からチクチクする行為のことを指す。
【2】メリットとリスク
この行為にも一応のメリットは存在する。それはウルトを稼げることとワンチャンキルを取れることだ。
しかし、それをメリットと呼ぶには、あまりにもリスクが大きすぎるのだ。
ハラスをするタイミングというのは基本的に味方はグループアップの途中だ。ということは、こちらは万全の体制ではないということだ。
対して敵は準備万端で待ち構えている。強いポジション、バリア、回復、全てあるだろう。
その状況でキルを取れる可能性と取られる可能性、どちらが高いかは明白だ。そのタイミングで死ねば、味方はさらに20秒近く時間を浪費することになる。
【3】ウルトは貯まるのか
さらに、仮にキルを取られなかったとしても、ダメージ交換があるだけで不利を背負うことになる。
確かにこちらが与えた分のダメージはウルトに換算されるが、その分、敵ヒーラーのウルトも貯まってしまう。加えて、敵もこちらを攻撃してくるので敵DPSのウルトも貯まってしまうだろう。
つまり、ハラスでは、ウルトの有利は取れないのである。
【4】ハラスは甘え
ハラスを仕掛けてくるDPSというのは、やられる側からすれば格好のカモだ。
敵は大してウルトの有利を取れないうえに、こちらはほぼノーリスクでキルを狙うことができる。
だから不用意なハラスというのはランクが上がってくるにつれて無くなっていく。そして、OWLレベルにもなると全くの0になる。高いレベルの試合では甘えた行動を取った奴から殺されていくのだ。
レベルが低いマッチでは敵も上手ではないため、多少甘えた行動をとっても殺されないかもしれないが、その習慣は、あなたのランクが上がった時に味方の足を引っ張る一番の要因になるだろう。
【5】解決策
ハラスがよくないということは分かった。では、いつ攻撃すればいいのか、という話だが、それはタンクが前に出たときだ。
その時、敵DPSの注意はタンクに向いているはずだ。そのタイミングで攻撃して仮にあなたが死んだとしても、それは仕方のないことだと言える。DPSは味方のタンクをうまく弾避けに使い、如何に敵DPSに対して勝率の高い1on1が挑めるかが重要なのだ。
また、味方のタンクが前に出てくれないというのであれば、それはタンクに責任があるので、例えあなたがキルを取れなくても問題はない。
その試合で負けたとしても、ちゃんと前に出てくれるタンクが味方に来た時に勝てばいいだけだ。
【6】まとめ
この記事の要点をまとめると…
- ハラス、ダメ、絶対。
- 味方のタンクが前に出てから攻撃し始めるべし