【過去記事】点と線で捉えるライバルプレイ
【1】ライバルプレイに魔境はあるか
よくTwitterで魔境という表現を目にする。他には沼とも言うだろうか。要するに、ライバルプレイは運ゲーであり、味方の実力によって勝手に勝敗が決するという考え方である。
果たして、本当にライバルプレイは運ゲーなのだろうか。
【2】"点"
例えば、敵チームにチーターがいたとしよう。さらに、敵には試合を引き分けにする気が、さらさら無いようだ。これは正に、チーターを引いたチームが勝つだけの運ゲーだ。
今度は、味方に自殺を繰り返すトロールを引いてしまった。真面目に試合に取り組んでいる人数をカウントすれば5vs6であり、こちらのチームは常に人数差を付けられているのと変わらない。なるほど、確かにこれも運ゲーだ。
【3】"線"
ここまで極端な例でなくでも、ただ単に、明らかに弱い味方を引いただけの時でも、負ける可能性の方が余程高いだろう。
では、その味方と2回連続で同じチームになる可能性はどれくらいだろうか。この場合、同じ人でなくても構わない。連続で味方が敵より弱い確率は何パーセントだろうか。
まあ、2回連続くらいはあるかもしれない。では、3連続は?4連続は?5連続はどうだろうか。
そう。弱い味方を引く確率と、強い味方を引く確率は全く同じなのだ。トロールやチーターにしても、それが味方に来る確率と敵に行く確率は同じだ。
つまり、ライバルプレイ1試合単位で見れば運ゲーかもしれないが、ライバルプレイを1シーズン通して見れば、それは運ゲーでは決してないのである。
これが点と線で捉えるライバルプレイだ。味方の所為で負けることはあっても、味方の所為で負け続けることはないのである。
それでも、「自分は悪くないのに味方の所為で負け続ける」という人がいるのなら、そんな人には一つ、なぞなぞを出すとしよう。
ランダムに組んだチームなのに、常に自分のチームにいる人ってだ〜れだ?
【4】まとめ
この記事の要点をまとめると...
- ライバルプレイに魔境は無い